
最低なんですよ、ぼくは。のあらすじ
主人公美朝は雑貨店の雇われ店長をしている26歳。見た目ふわふわなのにも関わらず一人でレンタカーを借りて海までドライブしてしまうくらいの行動派な彼女。一人旅を満喫していると周りの女子から色々言われるのは分かっているけど、おひとり様を満喫する毎日を送っています。
しかし、ある日おひとり様を満喫する美朝は、目の前で自殺を図ろうとする男性を発見してしまいます。何とか助けた彼は根暗で貯金ゼロ、売れない漫画家のまさに陰キャ。
性格が真逆な二人ですが、旅先で流れに任せてエッチをしてしまうことに・・・。
最低なんですよ、ぼくは。の感想とネタバレ
真逆の二人が対照的で面白い作品です!
しかも、最初は『最低なんですよ、ぼくは。』から『その気でしたよ、ぼくは。』になって『彼氏なんですよ、ぼくは。』へと題名が変化していくのもいいです。二人の関係の変化が表れているのが面白い。
根暗で売れない漫画家という夕壱ですが、美朝が彼の書いた漫画(エロ)を読んだだけでムラムラしてそのままエッチをしてしまうくらいのマンガを描けるのに売れない漫画家なのがすごく不思議。
流れで1回エッチした二人だけど、2回戦目までなかなかお預けなんですよー。そこがまたもどかしい!
しかも、根暗な夕壱がポジティブヒロイン美朝に振り回される話かと思いましたが、逆!根暗ヒーローにポジティブヒロインがめちゃくちゃ振り回されてます。ここまで根暗なヒーローもあまりいない気がしますが、その根暗さもまた面白い!

特に好きなのが、美朝のお店で働いているの前で美朝を待っているとあるときは美朝本人に驚かれ、また別の日には店員に不審者扱いされてしまい、自分がいるだけで人に恐怖を与えてしまうとネガティブになってしまうところが大好きです。
ただ、美朝の仕事が終わるのを待っていただけなんですけどね。自分で自分のことを「幽霊似だから怖がらせてしまってすいません」と自虐いれまくって謝るところなんかすごくツボでした。
真逆な二人だけど、お似合いの二人のラブストーリーすごくおもしろいです。
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