色恋は、煮ても妬いても|腐れ縁の幼なじみ×アラサー女子-TL感想とネタバレ
引用元:ぶんか社/著者:美波はるこ/色恋は、煮ても妬いても

あらすじ

祖父の代から続く魚屋を手伝う由香里は、父親思いの独身アラサー。

お向かいの肉屋の店長で、腐れ縁の完太のことが高校生の頃から好き。けれど、高校生のときに一度キスをしてから、何の進展もないまま大人になってしまった。さらに、身体の関係を持ったことで、ふたりの関係はますますややこしくなっていく。調子の良いことばかりを口にする完太を拒むこともできずに、ずるずると続けてしまう。

そんなふたりの前に、実家が魚屋の、生産学科で学ぶ大学生の優斗が現れて、ふたりの関係にもようやく異変が…!?

感想とネタバレ

幼なじみで仲が良いからこそ、くっつきそうでくっつかない関係を続けている、魚屋の由香里とお向かいの肉屋の店主の完太。ふたりを見ていると本当にもどかしい!
お互いに絶対好きじゃん、と思うほど息もピッタリなのになかなか付き合うまでには至らなくて悶々とさせてきます。

1度関係を持ってしまうとずるずる続いてしまい、なかなか抜け出せない…好きだからこそ、その関係に甘んじてしまう、という大人女子ならではの悩みに共感必至です。

そこで登場する、実家が魚屋の大学生の優斗があまりにもいいスパイス!物語が動き出す大きなきっかけになるので注目です。

ドキッとさせる優しい仕草や、完太とは違う安心感に揺れてしまう由香里。彼の出現により、嫉妬しちゃう完太が大人げなくてちょっとかわいい。焦れったいふたりですが、やっぱり応援したくなっちゃうのです。

腐れ縁あるあるの両片想いっぷり焦れ焦れ感がグッときます。

エッチシーンは曖昧な関係性を映し出すかのように、濃すぎないところがちょうどいい感じです。いつもはふざけ合っているのに、真剣な表情で由香里を見つめる完太に色気を感じちゃいます。だんだん、変化していくふたりのラブな関係性が見逃せません。焦れったいけれど、少しずつ進んでいく様子を楽し見たくなります。

近すぎるがゆえに素直になれない、幼なじみのふたりによる大人のこじらせ恋愛。

テンポが良く、ふたりの掛け合いも楽しくて、クスッと笑えるところもおすすめです。

 

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